QUEEN PART2

その後。。。大学を卒業後、就職浪人中にとある学校で知り合った友達、H珍(婚約おめでとう!)もハードロック好き。当時(’96年頃)、僕はワイルドハーツ(というかジンジャー!)を神様のように崇めていた。また、ハードロックといった狭いジャンルから抜け出し、いろいろなジャンルの音楽を吸収し始めていた。

H珍はMR.ビッグやヴァン・ヘイレンといったメロディアスなアメリカン・ハードロックを主に聴いており、早速リサーチ開始。中でもクイーンが大好きってことで、持っていないクイーンのアルバム、1st『クイーン』('73)、『ジャズ』('77)、『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』('78)『ゲーム』('80)、『グレイテスト・ホッツU』('91)を借りた。余談だが、僕はと言うと勿論クイーンの後継者的な存在だったデフ・レパードの『ヴォルト』('95)やワイルドハーツの『フィッシング・フォー・ラッキーズ』('96)を代わりに貸してあげた覚えがあるかな。レップスを気に入ってくれたのは言うまでもありません。WHは「カフェイン・ボム」だけ良かったって言ってた・・・

話は逸れてしまったが、ロックオペラを極めたクイーンの最高傑作2枚、『ア・ナイト・アット・ザ・オペラ』('75)、『ア・ディ・アット・ザ・レース』('76)以降のアルバムはどれもポップ。ハードロックというジャンルを抜けだし、時にはディスコ・ビートもチャレンジしそれがヒットしてしまうなんて、凄すぎる。最後の大ヒットアルバム『ゲーム』('80)以降、いくら僕がニュー・ロマンティックやテクノポップを好きと言っても、
『ホット・スペース』('82)以降はチェレンジできませんでしたね。「レディオ・ガ・ガ」や「アンダー・プレッシャー」はいい曲だと思いますが。80年代以降のベスト盤『グレイテスト・ヒッツvol.2』('91)でいいかなって。

そして、先日のポール・ロジャースを迎えてのライブで再び、目が覚めました。注文済みのライブ盤、早くこ〜い。映像盤はとりあえずWOWOWで入るので我慢だなあ。


2005/10/31